営業組織コンサルタントの武内慎也です。
本日、ご紹介させて頂きます内容は、
経営者であれば誰でも一度は抱えるであろうこのお悩みについてです。
経営者が重大な意思決定をする際に何を信じればよいのか
多くの人は、意思決定、つまり、決断することに極めてプレッシャーや、
けれども、まず簡潔に一つ答えを述べさせて頂きますと、皆さんが信じるべきもの、それは
最初から最後まで自分自身です。
自分は何とかなる、間違ってもやり直せるという自信の強さ、
では、3点ほどに絞りご紹介します。
1その物事の成功確率はどれ位なのかを把握
が、何となくでも良いので、「五分五分」とか、「この案件は、7割くらいは行けそうな気がする」など、感覚的にどうなのか?
これをまずは想像しておく事です。
把握できないのではなく、感じてみる事が必要です。
なぜかというと、たとえば、投資であれば、投資の基準値を決めておいて、それを上回るなら、投資するし、下回るなら、投資しないという判断はつきやすいですが、我々が意思決定するものは、そういったものではない、
そういったものは、やはり「嗅覚」というか「感覚」というか、そういったものが非常に重要であり、見えない中、情報が少ない中でも決断、判断していかなければならない、というわけです。
見えるのであれば、NPV法とか、IRR法など投資の意思決定に活用出来るようなファイナンス理論等もありますので、そういったものを活用することで数字を把握する事が大事です。
2、判断のポイントを絞りこむ
結局そこが重要なわけです。
この、メリットとデメリットだけを書き出してみます。
そして、先ほどの感覚と、このメリット、デメリットとを照らし合わせてみると、合理的判断がしやすくなると思いますね。
3、究極、命までは取られない、と考える
あなたも意思決定する場合、どうしてもできないなら、
もしあなたが経営者なら、やるしかない
それはなぜかというと、会社という1つの船を運転し、
それは、確かに重圧ですし、過酷なものですし、感情面まで見ると大変辛い事なのですが、命までは取られない、という事です。
そんなプレッシャーは嫌だ、という方ももしかしたらいらっしゃるかも知れませんが、結局そう考える事になることが多いです。そして、そのプレッシャーに負ける=廃業してしまう、という事も多く、やはりそれはそれで損失だなと思いますね。
さらには、そういう事なら、仮に失敗してもどうとでもなるし、取り戻せると考えて欲しいのです。
こういう形で決断できるかどうかが、問われています。
終わりに