書評:代表竹内

BCGが読む 経営の論点とは?2018版

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昨今、様々なビジネスの概念やトレンドが産まれています。
今や聞かない日がなくなってきています、「AI」「ブロックチェーン」「シェアリングエコノミー」といった
言葉を明確に理解し、何が今後インパクトがあるのかを知っておくことが今求められています。
情報に弱くなるのではなく強くならないと、変革のスピードの早い現代では通用しなくなる可能性があります。
そこでおすすめが同書。

竹内的5段階評価 ★★★★★ 5

 企業経営にも個人の生活にも大きなインパクトをもたらしているのが
デジタル・AI・ブロックチェーン・グローバリゼーションといった世の中の進化や技術です。
これらをうまく活用したり ビジネスの中核に据えていくということも
今後検討する1つとなってきます。
 同書では専門的な部分は排しつつ
実際経営者としてどう考えるか?どう活用すべきか?何に留意すべきか?
などを紹介しています。
 ポイントが多すぎるため中々まとまりきりませんでしたが
コンサルタント・経営者を中心におすすめする1冊です。
 同書にもありますが「技術について学ぶ姿勢を持つ」事は今後さらに意味を持つでしょう。

【同書のチェックポイント】

■デジタルトランスフォーメーション
4つの領域での取り組み
・顧客体験の進化
・革新的な製品・サービスの開発
・ビジネスプロセスの革新
・デジタル変革・実行力の獲得

■日本企業で成功させるための5つのポイント
①一の矢(最初の取り組み)はクイックWINを目指す
②アジャイルに進める
③成果を測定する方法を事前に考える
④全社展開のロードマップを描く
⑤チェンジマネジメントを仕掛ける

■デジタルトランスフォーメーションの効果
・サービスコスト削減
・新規顧客拡大
・顧客単価向上
・解約率の低減
・ロイヤリティ顧客増

■「顧客を中心に据えた」マーケティングに今一度真摯に取り組む

■①生活者データの異業種連携・活用による新たなモデルの構築
②AIを活用したパーソナライゼーション

■顧客に新しい価値を提供し「行動変容」を促すことで新たな需要喚起につながっていく

■データの分析・活用力で差がつく時代に

■AI
■3つの得意分野「分類」「識別」「予測」
■大きな問題をAIで解くには課題を想像以上に細かくブレークダウンすることが必要になる

■AI活用の3つのポイント
①AIがうまく解ける形に課題を因数分解する
②無意識の作業を形式知化して置き換える
③単機能を組み合わせる

■AIにできることは①人間のできることを拡張・支援する②人間の作業を代替する
③人間には不可能なことをする

■インターネット同様にブロックチェーンは企業経営に革命をもたらす可能性がある。

■ブロックチェーン技術の活用領域
トレーサビリティ 資産のトレース
真正性 認証
自動化 スマートコントラクト
仲介機能の排除 P2P

■企業の経営者が備えておくべき5つのポイント
①技術について学ぶ姿勢を持つ(技術は圧倒的スピードで進化する)
②中長期のシナリオで考える(幅で捉える、点で考えない)
③政府を信じない、市場を信じる(もはやコントロールできない、最後は顧客視点で変化の潮目を見極める)
④業界横断で考える
⑤自らが破壊者となるビジョンを描く(受け身ではなく、攻めの姿勢で破壊的技術を使う)

■下剋上のカギはイノベーションとセグメンテーション

■中国やタイは日本のたどった道と比べて、経済発展のスピードよりも早く少子化が進行している。同じアジアでもインドネシアやインドはこれからだ。

■特筆すべきは米国の特異性で、日本の軌跡から大きく逸脱し、高い一人当たりGDPを実現していながら、比較的高い出生率を保っている

■アジャイル
成功するために必要な事
①サーバントリーダーを育てる
②標準的なアジャイル手法を取り入れ、組織に合わせて調整する
③自動化を徹底する

■日本企業への導入のために必要な事
①トップがコミットし、組織全体の腹落ちを担保する
②パイロットを行う
③改革の分岐点を乗り切る
④正しい成果指標を使い、しつこく計画し続ける
⑤立ち止まらない

■ダイバーシティ
①「Good Company」としてのダイバーシティ
②「Strong Company」としてのダイバーシティ

■日本企業が取り組むべき4つの理由
①少子高齢化に伴う人で不足への対応
②技術革新を取り込むための人材確保の必要性
③変化対応力④価値想像力を格段に高めることが求

■グローバリゼーション
多極化した世界に合わせ「脱平均化」した目線で成長戦略を考えていくこと
自社にとっての最適なサプライチェーンのあり方を考えておくこと
複雑なサプライチェーンを複数のテクノロジーオプションを持って管理することや、政府や国家資本の配分に携る人・組織と協働することも必要

■つながる世界で、エコシステムの構築が重要な戦略テーマに

■4つのレイヤーでビジネスの全体像を捉える
サービス
プラットフォーム
ネットワーク
顧客接点・基盤

■PMIはデューデリジェンス以前から始まる
■デューデリジェンスでは通常、財務、会計、法的側面を中心に調査する企業が大半で
事業そのものを評価することは忘れ去られがちだ

■シェアリングエコノミーがもたらす4つの変化
①ビジネス上の「競争相手」の変化
②消費者にとって「アセットを所有することの価値」への変化
③「企業と消費者の関係性」の変化
④「企業と従業員の関係性」の変化

■値上げは悪からの脱却
変化1 パーソナライゼーションによる進化
変化2 変わり続けるコスト構造
変化3 新たなモデルを武器に台頭する新興企業との競争

 ▼合わせて読む

・企業がV字回復できる経営とは・

・経営者人材の育成が日本の急務・

・あの会社はこうして潰れた・

・これこそ最高の経営の教科書!?・

・【書評】経営は会計力と論理的思考力だと思わされる書籍。・

 

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WSA代表竹内慎也の著書一覧

代表竹内慎也の書籍一覧です。

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【 著書紹介 】非エリートの思考法



2012年6月発売

2流大学出身、ニートの経験など、エリートと言われる人たちとは違う経歴を持つビジネスマンは多い。しかし、そんな非エリートたちの中には、エリートよりも早く出世していったり、商売感覚にすぐれていたり、稼げるビジネスマンになる人だっている。 どんな考えで、どんな努力で、どんな姿勢で、仕事をやっていけば一流と言われるようになるのかを説いた本。

【電子書籍】

仕事の本質


20代から30代にかけて仕事で経験することを、物語で紹介。このストーリーは、大学時代に遊び呆け、就職活動に失敗し、落ちこぼれ営業マンから、懸命な努力をし、トップ営業マンになり、その後、会社で最優秀マネジャーを獲得し 、最年少役員として名が挙がることになった、30代男性をモチーフとした物語です。
自然と営業マンとして必要なマインド、スキル、そしてマネジメントを行う上での原理原則から、今後10年間で必ず問われる、部下との接し方のポイントを学べるようにしたストーリー仕立ての書。



【その他】雑誌・ブログ等に記事多数寄稿。


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