人材育成

部下の意思決定。合理的?それとも非合理的?

部下の意思決定。合理的?それとも非合理的?

部下の意思決定。合理的?それとも非合理的?

 

 

みなさま、こんにちは。ウィル・スキル・アソシエイト株式会社のコンサルタント、森田です。

今回も、皆様のマネジメントに役立つ、キャリアの知識をお伝えしたいと、思います。

 

皆さんは、物事を決定する際に、ある程度まで、理論的、合理的に考えて、ある時点から、理論を放棄し、直観や非合理的な感覚を重視して、物事を判断することは、無いでしょうか?私は、たまに、あるのですが、これをキャリアカウンセリングの理論では「積極的不確実性」と言います。これは、ジェラットさんの意思決定理論の中の、一つの理論です。

 

 

ジェラットさんの意思決定理論とは?

彼は、自身のキャリアの前半では、「未来は予測することができ、だからこそコントロールすることができる」と捉えたうえで、合理的に理論を構築してきましたが、後期になると、意思決定は、科学システムだけでは、説明できない人間というものの営みである、と捉え、その不確実性を積極的に捉え、柔軟になるべきだ、としてます。

 

具体的には、ジェラットは意識決定を「行動や選択に向けての情報の調整と再調整」であると定義しました。また意思決定は以下の3つの要素から成立する、とし、各要素について不確実性を積極的に捉えるために、カウンセラーが支援するためのガイドラインを提示しました。

 

意思決定3つの要素とは?

 

①情報

「情報」については、現代においては、事実はどんどん変化していくもので、昨日正しかったものが、今日も正しいとは限らず、あいまいなものであること、また、常に人間が得ることができる情報は、すべての情報の一部、氷山の一角であるということ、情報として得られる事実は、その送り手や受け手の心の目、つまり解釈や思いによって変化することが特徴である、と述べています。なので、カウンセラーは、クライアントに対して、「クライアント自身の心の目を創造的に、しかし注意深く使ってそれらの情報を調整、再調整して選択していくことを援助すること」をガイドラインとして指摘しています。

 

 

②調整・再調整のプロセス

「調整・再調整のプロセス」は、つまりは「考えること」である、としています。かつての合理的な意思決定では、まず、意思決定ゴール、何を決定するのかを論理的客観性をもって明確にしてから、そのゴールに向かっていく方法を考えました。しかし、この論理的思考によって導かれた決定は、しばしば魅力的な決定でなかったりします。重要なのは事実と空想のバランスであり、それを調整・再調整していくプロセスでクライアントの信念が未来を創るうえでのポイントとなると述べています。

 

 

③選択

「選択」については、論理的な思考で物事を意思決定するのではなく、直観や創造性などを使って意思決定を行うことが大切、としています。

極論を言えば、論理的な意思決定では、誰が意思決定をしても同じ結果が導かれるはずですが、実際は「その人らしい」意思決定がなされます。カウンセラーは、「その人らしい」意思決定を行ううえで必要な、クライアントが過去を振り返り、未来を創造すること、柔軟性を身につけることを支援します。

(GCDF-Japan キャリアカウンセラートレーニングプログラム テキストブック1より抜粋)

 

 

 

 

ここまで、キャリアカウンセラーが、クライアントの意思決定をどう支援するかについて紹介しましたが、これは、そのまま皆様の部下が、意思決定する際の頭の中、ということが言えます。

私なら、直観や創造性などを使って、自分らしく意思決定した時に、頭ごなしに否定されると、ショックで、反発もおぼえるでしょうが、「なぜ、その決定に至ったのか。」などのプロセスに興味を持って、上司に接して頂ければ、さらに上司を尊敬すると思われますが、皆様の部下はいかがでしょうか?

 

 

 

今回はここまでです。

次回も、皆様のキャリアに役立つ知識を、お伝えしていきたいと思います。

Comments

comments

執筆元・問合せ先について

執筆元・問合せ先



  • 「書籍の執筆について相談したい」

  • 「ブログ記事への記事掲載について相談したい」

  • 「雑誌への連載について相談したい」

  • 「本の書評の掲載についてお願いをしたい」


など、そういった場合は下記までご連絡をお願い致します。

誠意を持ってご対応をさせて頂きます。また、ご献本頂いた本は全て丁寧に読ませて頂いています。

ウィル・スキル・アソシエイト株式会社

〒541-0058 大阪市中央区南久宝寺町3-4-14 三興ビル6F

代表:竹内慎也

お問い合わせはこちら

電話:06-6253-8250 Fax: 06-6253-8251

HP:http://www.w-s-a.jp

無料で人事評価制度を創る ⇒ http://www.w-s-a.jp/kigyounai/

無料で人材育成をする ⇒ http://www.wsa-s.jp/

定額制研修・セミナーなら大阪のWSAスクール! ⇒ http://www.wsa-s.com/

営業力強化実践会 ⇒  http://www.facebook.com/wsaeigyou

今すぐ問い合わせる

コメントを残す

*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>