書評:WSAスタッフ

経営者人材の育成が日本の急務

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当社コンサルタント森田の書評です。
変革をリードする経営パワーを持つ人材が枯渇している。
倒産寸前の会社に若き戦略型リーダーが舞い降りて、ついに成長企業に蘇らせる!
実話に基づく迫真のケース。
前著『戦略プロフェッショナル』より進んだ戦略手法の応用から抵抗勢力との闘い、リーダー育成法まで実践解説されています。

サラリーマンだって、飼いならされた、サラリーマン意識だけでは、やっていけない。

実行したいと思う事は、「戦略的企業家精神」を、会社員として、実行していくためには?
改めて基本から徹底して考え、実行していく。

とにかく非常に、熱い一冊。起業なんて関係ない、と考えていた、あなたが企業したくなるかも?!

また、経営理論を企業の実地に落とし込んでいくプロセスが極めてわかりやすく

組織的課題や企業成長に課題を持つ人には最適な1冊だと思います。

【同書のチェックポイント】

◆古今東西、いかなる企業も「没落」の始まる前にはキャッシュがだぶつく

◆会社の危機と社員の危機感は必ずしも相関しない

◆経営経験の豊富な人は深刻な問題になりかねないことを早く見抜いて手を打つ

◆ダメなトップはそのままでミドルが変革を起こせば会社が変わると考えるのは無責任な学者かコンサルタントの幻想

◆日本人の「甘えの構造」は外人から見れば幼児性ととられることが多い

◆組織の小さい方が経営者的人材の育成には向いている

◆汎用品市場が拡大し価格が下がると、特注品は同じ価格のままでも相対的に割高感が強まり、汎用品への市場シフトが始まる

◆市場セグメントが違えばその境界を越えるときには異なる勝負の武器が必要になる

◆時間競争を問われなかった企業の社員はいきなりスピード競争に感応することはできない

◆事業の赤字には人間の腫瘍と同じで悪性と良性がある

◆高成長を狙う小企業のトップは大企業の社長に劣らない難しい経営判断を次々と迫られ、短期間に凝集した経営経験を積む

◆「起業家的経営者による拡大の危機」を突き抜け会社を次の発展段階に持っていくには、起業家が「自分はすべてのことに優秀ではない」「自分一人がすべてを引き回していたのでは、かえって会社の成長を阻害する」ことを認識しなければならない

◆社内で便りになるキーマンをかぎ分ける。ネガティブリーダーも見極める。それを決して口にしない

◆経営者的人材の育成は損益責任をおうところから始まる

◆納期遅れが常態になっている企業にはその背後にコスト高、システムの弱さ、顧客からの解離、組織のバラバラなどたくさんの病理現象が隠れている

◆原価計算は情報の宝庫だがその重要性を見過ごしている経営者は多い

◆社員に新たな「共通言語」が生まれたとき、はじめて改善のプロセスが始まる

◆工場と同じで経営管理のシステムにも自動的にアラームが鳴る「ポカよけ」が必要だ

◆トップが設定する管理システムは中間管理職が仕事の上で必要とするものと一致していなければならない

◆一つの数字を動かしたとき最終結果にどれくらいインパクトが出るかを見て、その押しボタンの重要性を探る

◆新製品を導入してしばらくは、いつ風が吹き出してくれるのか不安な時期が続く。当事者としては一番精神的にきつく、この時期が長いと営業マンも気力を失いかける。しかし勝負はこの無風期間にすべきことを全て完全に実行しているかどうかだ

◆どこの会社にも明らかに政治家的性格の人たち、戦略志向型性格と言える人たち、そして芸術家的性格の愛すべき人たちがいる

◆企業家精神旺盛な経営者が理屈を越えてあえて危ない橋を渡ることはあって当然だ。そんな時こそ戦略アプローチがモノを言う

◆成長管理で大切なことは、外部からの人材補強、組織作りの限界に合わせた事業展開のペース作り、外部経営資源の導入など。

◆戦略的アプローチとマキャベリズム的管理手法は相性が良く、この2つが結合すると、行き着くところまで行って突然死的に破綻するケースが出てくる

◆企業の成長過程ではあたかも螺旋階段を登るように、同じ問題が姿を変えて繰り返し出てくる

 

 ▼合わせて読む

「これこそ最高の経営の教科書!?」

「経営者のための人材定着化のキホン」

「【書評】経営は会計力と論理的思考力だと思わされる書籍。」

「中小企業で意識しておきたい  7つの経営資源」

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【その他】雑誌・ブログ等に記事多数寄稿。


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