経営者

研修の最大の「利点」でもあり最大の「弱点」である事とは

皆様、こんにちは。ウィル・スキル・アソシエイト株式会社の江熊です。

現在コロナウィルスにより、大幅な経済的打撃を日本は受けつつあり、特に中小企業にとっては死活問題になりかねない状況です。

状況は非常に厳しいものがありますが、ただ手をこまねいているだけでは現状を打破することは難しいと言えます。

少し発想を変えると、今は平時に比べて仕事量が少ないのであれば、その時間や労力を、会社としては人材育成、個人としては自己教育等に生かす、という事も、視点を変えるための一つの方法かもしれません。

そういった育成や教育においてよく使われるのが研修ですが、いわゆる一般的な研修において、意外と見逃されがちな弱点があります。

研修の「利点」でもあり「弱点」でもある事とは

研修、あるいは集団型授業というのは、情報やスキル等を一斉に多くの人に伝えられるという面においては、非常に効率的であると言えます。ただ、その効率性が研修の最大の弱点につながる可能性もあります。

多くの情報を多くの人に一斉に伝えるというのは効率的に見えますが、実際にその情報やスキル等を活かすためには、一人一人がどれほど理解しているか、モチベーションは高いのか、といった点が重要な要素となります。

アメリカ国立訓練研究所が学習方法をLecture(講義)、 Reading(読書)、Audiovisual(視聴覚)、Demonstration(実演説明)、Discussion Group(集団で議論し合う)、Practice Doing(練習)、Teaching Others(他者に教える)に分け、覚えたい知識をどれだけ効率よく頭の中にインプットできるかを具体的な数値で表した「学習定着率」順に並べたところ、それぞれ5%、10%、20%、30%、50%、75%、90%という結果になりました。

このデータによると、講義をきく方法は一番学習定着が悪く、むしろ自ら教えるような方法が一番定着が良いという事になります。つまり研修において、教えている方の講師の方がより学びの効率性が良く、講習受講者は全然中身が入ってこない、というあべこべな現象が起こっている、という事になります。

研修の「弱点」を補うためには

これらの点を踏まえ、学習定着率を軸に考えていくのであれば、講習受講者自身が議論しあいながら、自分たちが作りあげていくような実践的な場において、指導者と学習者の区別なくお互いに教え合い、学びあう空間を作る事等が、研修の「弱点」を補うための一つの方法となります。

ただ、下位のLecture(講義)や Reading(読書)が全くいらないか、というとそうとも言えません。きくことや読むことは受け身となりがちなので、学習定着率が低くなりがちかもしれませんが、それを補うために、モチベーションを高めるための仕組みづくりを行えばより良い学びになりえます。講義であれば、Audiovisual(視聴覚)を組み合わせたり、ユーモアの要素を入れる、読書であれば、ビブリオバトルやテーマ別の読書会、偉人の本をテーマにした勉強会等、様々な要素を組み合わせたり、切り取ったりすればその弱点を補う事も出来ます。

また、集団での育成だと一人一人の課題をカバーする事が難しいのであれば、個別サポートと組み合わせる方法もあります。

さいごに

当社の研修では、なるべくこれらの弱点を補強できるような講義運営に努めています。これからも、研修の弱点を補いながら行う人材育成を探求し、提供して参れれば幸いです。

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