現場を変えるマネジメント手法のリアルタイムフィードバックとは?
みなさんこんにちは!!
ウィル・スキル・アソシエイトの武内です。
管理職もしくは会社の代表者様になると部下や従業員のマネジメント手法について悩まれている方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、前回の内容でも軽く触れたリアルタイムフィードバックについてご紹介させていただきます。
リアルタイムフィードバックとは?
管理職の方は、部下のパフォーマンスをよく見て適切な評価をし、成長につながるようなフィードバックをしなければならないという意識は管理職の誰もが持っているでしょう。
しかしその思いに反して、上司からもらうフィードバックに意義を見出し、満足しているという従業員は驚くほどに少ないという調査結果もあるようです。
この理由には、フィードバックの仕組みがフィードバックを受け取る世代の感覚にそぐわなくなっていることが挙げられます。
そこで、従来のフィードバックシステムを組み換え、時代に即した仕組みとして、リアルタイムフィードバックが注目されています。
リアルタイムフィードバックの方法
リアルタイムフィードバックはどのような方法で行っていくのかをご説明します。
目標と期待値の共有
リアルタイムフィードバックを進めるための基盤を整えます。
リアルタイムフィードバックに関わるメンバーの役割、責任、要望の共有から
始まります。
管理職も例外ではありません。お互いに納得し、自分について相手について同じ認識を持つようにするのです。
頻度の高いフィードバック
リアルタイムフィードバックの手段は様々なものが考えられます。毎日のチャットシステムや直接の対話、電話やアプリケーションの使用、などが挙げられます。フィードバックマネジメントを円滑にするアプリケーションも数多く登場しています。
どのような手段でも良いので頻度の多いフィードバックを心がけることが大事です。
相互に評価
フィードバックをすることで、相互に評価することにつながっていなければなりません。マネージャーがフィードバックする際には、もっとメンバーが業務を進めやすくするためにできることはないかと投げかけます。マネージャーにとっても建設的なフィードバックを求める機会となると同時に、その文化をチーム全体に構築していくことにつながります。
身近で働くメンバー同士(上司も部下もなく)こそが最も効果的で効率的な助けを提供し合えるということです。
成果に対する承認
良い仕事に対する即座の承認が得られることは、ポジティブな行動や態度を生み出します。
目標達成などそれ以上の成果を上げた場には、早い段階で何らかの手段での承認が必要です。
いかがでしたでしょうか?
次回は、リアルタイムフィードバックの注意点についてご紹介させていただけたらと
思います。