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書評:決算書はここだけ読め!キャッシュ・フロー計算書編

WSAブログ

決算書はここだけ読め!キャッシュ・フロー計算書編

5段階評価 ★★★★☆ 4

財務諸表としては歴が浅いが、極めて重要になってきているキャッシュフロー計算書の読み方の書。

キャッシュ・フロー計算書は、会社の活動を

・営業活動

・投資活動

・財務活動

の三種類にわけて、お金の収支を計算した書類でありますが私が大学生で簿記を学んでいた頃にはなかったような記憶がありますね。

同書を読んだ感想は、一言で

「わかりやすい」「最低限度のポイントが見える」という事です。

特に、フリーキャッシュフローという営業キャッシュフローと投資キャッシュフローの合計額をみる、というのはまさにその通りだと思います。

減価償却の扱われ方などは、会計を学んでいないと意味不明かも知れないのですが、そのあたりの扱い方も記載があり、わかりやすい。

ただ、私があえて言うならば、キャッシュの増減の重要性

売上債権と、仕入債務についてなども少しばかり説明をすればより、意味合いが分かったのではないかと思います。

ただ、中小企業では作成している会社は義務ではないため少ないでしょう。

ただし、キャッシュがいかに大事かを教えてくれます。

 

竹内的同書のポイント

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■具体的には借金を過多にしないことと、「モノ」を持ちすぎないことを肝に銘じておく事が大事です。

さらに事業活動によって、手持ちのおカネを増やしていくことが肝要です。

■現在の日本の会計基準における、キャッシュの定義

・現金

・当座預金、普通預金、通知預金などの要求払い預金

・短期(三ケ月以内)の定期預金など

営業活動…仕入れ、製造、販売のように当期の利益を獲得するための活動

投資活動…固定資産の購入、有価証券投資や貸付など将来の利益を獲得するための活動

財務活動…事業に必要な資金を有利子負債(借入金、社債)や増資によって調達したり返済したりする活動

【ポイント1】営業活動によるキャッシュフローはプラスであること

【ポイント2】投資活動によるキャッシュフローはマイナスになるのがふつう

■営業CFのプラスは投資CFのマイナスを上回る事が肝要

■営業CFと投資CFの合算値をフリーキャッシュフロー

フリーキャッシュフローがマイナスの会社というのは「事業で稼ぐおカネよりも事業を維持するために出ていくお金の方が大きい」会社です

まっさきに営業CFの合計額、投資CFの合計額を見てフリーキャッシュフローがプラスなのかマイナスなのかを見て下さい

■損益計算書の利益と営業CFに大きなギャップがあるときは要注意

どんなに損益計算書で黒字が出ていても営業CFがマイナスの会社というのは危険な状態に直面している

損益計算書の利益が粉飾されても売上債権と棚卸資産の調整額も変わる。その結果、営業CFの最終値は変化しない

■減価償却費の計上そのものはキャッシュのマイナスを伴わない

■投資CF

会社がどのうような投資をしているかを吟味する

・業種にもよるが有形固定資産に投資をする会社がもっとも多い

・また、余剰資金を有価証券で運用している会社もある

・なかには、M&Aが好きでいろいろな会社を買収する会社もある

・また、資金ねん出のために多額の投資資産を売却するようなときには、投資CFがプラスになることもある

 

 

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