営業組織コンサルタントの竹内です。
私がコンサルティングや営業指導等でお仕事をさせて頂く際に
よく直面するパターンはこのような状態です。
- 意見を言えない…
- どう伝えればいいかわからない…
- 説明ができない…
- プレゼンはしているけど、売れない…
なぜ、このような事が起こってしまうのか?
これを解消したいけど、中々できない…という事は実際問題極めて多いです。
中小企業で働いていたりすると、教えてくれる人がいない、などと言う事で、私どものセミナーの参加者の方はよく聞くのですが、今回はシンプルに伝えてみます。
ただ、これだけではないという事は理解下さいね。
あくまでも、「これが不足している」という1点に絞ってご紹介をします。
本日、お伝えする内容はこちらの回答です
「意見や考え方を伝えるとき、最も大切なことは〇〇です。」
では、さっそくこの〇〇の答えを紹介しましょう。
突然ですが質問です・・・
あなたは、自信を持って、意見や考え方を言い切れますか?
要は、端的に徹頭徹尾、言いきっていますか?という事です。
これが多くの場合出来ていないのです。
でもこれってよく考えてみて下さい。
逆に、あなたが知りたい事、聴きたい事、疑問に思った事についての回答が、
言い切ってもらえないことに対して興味を持つでしょうか?
短く話をまとめ、ストーリー仕立てにし分かりやすい展開を考え、メリットを上手に分解し、たとえ話を入れた素晴らしい文章を考えたとしても、
もっとも大事なのは、「言い切る」事です。
多くの場合、このような伝え方になっているケースが非常に多いのです。
- 「~かも知れないし、××かも知れません」
- 「~だとは思いますが…」
- 「~と考えられますね」
このような言い方は、私は違和感しか覚えないですね。
言い切れない人は、トップセールスマンにはなれません。
私は、これで実は営業を始めた初期は全く売れなかったんです…
「~と思う」「~だと思うんですが」ではなく
「~です」「~だ」という言い切り型で終わらせる事です。
言いきるのがなぜ難しいのか?
言いきるのには、リスクがあるからです。
「もし間違っていたらどうしよう?」という迷いや、「もしこれで何か言われたら面倒だ」
といった不安が常につきまとうからです。
でも、たいていの場合は、そこまで考えなくても大丈夫であることも多いのです。
言い切りには力がある
言い切る=言葉に力が宿る、と私は考えています。
例えばですが、下記の2名ですと、どちらが目標達成しそうですか?
- A「私の今月の目標は●●です!必ず●日までに達成します!」
- B「私の、目標や、たぶん●●だったと思います。月末までには何とかなると思います」
どちらがいいでしょうか?
気持ちよく受け取れるのはAさんですよね?
このように言い切る事で力を感じるのが言葉なのです。
まとめ
言い切る事が、しっかりと相手に伝えるためには欠かせませんし、
言い切れない言葉は、人の心に刺さらないという事です。