「本気を出さない、あるいは出してなさそうに見える、部下、後輩の能力のリミッターを外す指導法とは一体何か?」
営業組織コンサルタントの竹内慎也です。
今日は、部下に全力で仕事をしてもらう方法、について今回ご紹介をしていきます。
人は、そもそも自分の限界を勝手に決めてしまいがちです。
が、他者と比べて圧倒的な成果を出せる人もいます。
その違いとは一体何なのでしょうか?
コンフォートゾーン(快適ゾーン)が邪魔をしている
これは一体何が関係しているかといえば、人には「コンフォートゾーン」という快適領域がありまして、
そのゾーンより上は「しんどい」し、下は「なまけてる」となる境があります。
この境界が曲者で、このせいで、頑張りすぎる事を抑制させようとし、さぼっている状態から、ある程度頑張ろうという気持にさせます。
これを、突破させればいいわけです。
「え?そんなの難しいじゃないですか?」というお声が聞こえてきそうですが、実はわりとシンプルです。
実際、これはいいかえると、当たり前レベルの差、であったりするのですが、その当たり前レベルの差は、人と人で紙一重だったりします。
ですので、ここでは、非常に簡単な方法をご紹介しますね。
ポイント1:99%で終わらせず、100%を常に問いかける
まず、これをチェック下さい。
残りを絶対残させないようにまず指導出来ていますか?
このたった1のこだわりが、コンフォートゾーンを押し上げる効果があります。
しかし、ここにこだわれないようでしたら、大した成果が出る事はない、と断言できます。
それが、人の限界を振りきるヒントになります。
微差は大差になる、というわけです。
ポイント2:差を生むのは、才能よりも努力だと言う事を徹底する
才能があれば、そこそこ出来てしまいますが、残念ながらリミッターをはずす体験は無理でしょう。
しかし、才能があり、努力ができたら、人の数倍上の成果を残す事はできます。
あともう1点、才能とは努力が開花させる要素があるのです。
ですから、
努力なしに才能は開花しない、
という事を教育の根底において下さい。
それが、人の限界を振りきるヒントになります。
努力するから能力は伸び、それが結果をもたらすという当たり前のことを徹底する。
そのためには、指導者であるあなたが
「徹頭徹尾言い切ること」
これが問われています。
ポイント3:とにかくバカになれ
ここでご質問ですが、「あなたはバカになったことありますか?」
ここでいうバカとは、リミッターを振り切った状態をイメージして下さい。
1回位は何か経験があると言う方は意外と多いのですが、ありませんでしたか?
例えば、「徹夜でゲームをして次の日に1時間睡眠で仕事をした」とか、「契約は取れなかったけど300件飛び込みをした」など何でもいいんです。
リミッターを振りきれない人は、いい意味で馬鹿になったことがない、という事でもあります。
なので、
普段からある意味で「馬鹿になれ」という事を教え、
そして見せる事です。
そして、それは見せ続けなければいけないのですが、
見せ続けていく事で、それは、部下に伝わり、部下に伝染し、
部下は徐々にリミットを越える働きをするようになります。
終わりに
最後に、もう1点。
リミットを振りきるためには、コーチングが有効です。
そのかわり、その業務を熟知しているコーチをつけることが大事ですね。
これは私が体験して思った事です
今日は簡単な内容だけご紹介をしました。
以上参考にして下さいね。
今日はここまで、次回をお楽しみに^^