人材育成

実は紙一重かも~自己概念と思いこみ

皆様、こんにちは。

ウィル・スキル・アソシエイト株式会社の江熊です。

前回は、「自己実現」について、マズローとロジャーズの説を取り入れて説明し、また自己実現のためには、自分を見つめる事が重要で、そのためのサポートとしては「傾聴」が有効だというお話をしました。

その中で、自己実現は、自分の感覚や感情、本当の気持ちと触れ合うことで、達成するもの、と述べましたが、このことは、自分が自分をどう見ているか、と、現実に起こっている事が一致する状況である、とも言えます。この事を自己概念の一致と言います。

自己概念とは?

自己概念とは、自分の自分に対するイメージと言えますが、自分自身のイメージというのは通常、自分の中だけで出来るものではなく、外部の環境、特に人からの影響を受けながら出来ていきます。

たとえば、小さい頃から「頭の悪い子」だというメッセージを与え続けられれば、自分は「頭が悪い」というイメージを持ち、強化され、本当に「頭が悪い」ように振る舞い、そのイメージに近い状態に本当になる可能性もあります。

そして、そのことを意識しなくなり、物事を判断する基準となります。自分は頭が悪いから、仕事ができない、能力がない、努力しても意味ない等々、自身にとっては「当たり前」となります。重要なのは、理性的に考えたらおかしい、と思うような事でも、感情的、感覚的に「当たり前」となり、無意識化されます。

例えば強く「自分は魅力的でない」という自己概念を持っている人にとっては、自分が魅力的でない、と事は自明でありすぎるので、反対の事を言われたとしても覆るのは難しくなります。つまり、客観的に見ればただの「思いこみ」であったとしても、主観的に感情的にも事実であるならば、その人にとってはそのように世界がまわっている、という事になりますし、カウンセリングやキャリアコンサルティング等では、まずその感情は否定せずに受け入れる姿勢が求められます。

感情に寄り添う事によりできる信頼関係を「ラポールの関係」と言いますが、このラポールの関係の中で、安心して自己開示できる環境をつくる事が、話を聴く側には求められますし、例えば、組織の中でのマネージメントにおいても重要と言えます。研修や教育の場等において、私は〇〇だ、の〇〇に思いつく言葉を自由に入れてもらうワークをする事がありますが、自分がどのような自己概念を持っているのか知ることは、仕事の効率性や生き生きとした生活の実現にもつながります。

自己分析の中でも、自己概念やそれが出来てきた経緯を知る事は重要な点であると言えますが、この自己概念を他者や環境の影響だけではなく、より自発的に作っていく事が自己実現にもつながると考えられます。そのためには、まず、自分がどうありたいのか、どうなりたいのか、といった思いを知る事が重要となります。

ではどのようにして、そういった思いを知り、それを仕事やライフプランに繋げていくのか、また次回以降に話していくことが出来ればと思います。

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