書評:代表竹内

共感から始まる顧客価値創造

6ufu_wcc4ofKsYE1515029841_1515029933
世の中のニーズ・趣味嗜好が細分化されていると
ずいぶん前から言われています。
私自身昔音楽のDJをしていた時に
「音楽ジャンルもどんどん細分化されていくなあ」と思っていました。
流行すたりが早くても残り続けるコアな顧客もいました。
同書を読んでその頃の事がかなり深く理解出来ました。

竹内的5段階評価 ★★★★★ 5

同書はブランドを構築する事でマーケティングを不要とし
人が集まり自然に売れていく仕組み作りを紹介しています。
そんな事を聞くと「全くの理想論」というイメージを持ちますね。
しかしながら同書を読んで実践をすれば
人を集めてくることが出来る「ブランド構築」も可能であるように感じます。
自社ブランドを育み
アウトバウンドからインバウンド強化を図りたい方にお勧めの1冊です。
同書で気をつけるべきポイントとして「お客様の変化に寄り添いすぎる」事を挙げています。
これは私も同感で思考停止の1パターンであると思います。

【同書のチェックポイント】

■マーケティングとは販売を不要にするものだ。そしてブランドとはマーケティングを不要にするものである。
■ブランドになるための8つの要素
①世界観 ブランドによってどんな変化を生み出したいかを示す
②エッセンス(提供価値) 世界観を具体的な価値に表現するもの
③機能ゾーン、ブランドゾーン 製品・サービスが成立するために必要最低限備えているべきもの
④カラー ブランドが脳内に刺さるように印象付けるためのもの
⑤ロゴ ブランドが脳内に刺さるために印象付けるための独自マーク
⑥パッケージ ブランドらしさを表現する要素
⑦ネーミング 世界観を示すもの
⑧価格 「誰に買ってほしいか」「誰に買わせたいか」を数字で表現するメッセージ

■何を循環させるか
①売る前にエコシステムを作る。そのことを意識する
②どんな共感や喜びを循環させるのかイメージする
③それを果たす力を持った商品を開発する
④その商品をエコシステムにそっと置く
⑤自然に広がり届くべき人の元に届いていく

■ビジョンとミッションを意識しよう

■ブランドの世界観を決める4つの柱
①機会は何か。凹を埋める「不楽時金」
②それは私達向きの機会か。強みを活かせるのか
③心底価値を信じているのか
④共感性があるのか

■一方、気をつけなければならないのが「お客様の変化に寄り添いすぎる」こと。

■銀行は次の8つのポイントを見ているという
第一に、店の内外の掃除が生き届き、整理整頓されているか
第二に、従業員・スタッフが来客にきちんと挨拶するか
第三に、経営者が時間を守るか。銀行員の世界では「5分前に集合」は当たり前。遅刻などもってのほか。
第四に、ウソをつかないか。都合の悪いことほど正直に話そう。
第五に、約束は守るか。
第六に、身なりは整っているか。「人を身なりで判断する」
第七に、経営者に哲学があるか
第八に、数字に強いか。

■事業性評価
そこには「会社概要の説明」「事業計画の説明」の項目がある。
「会社概要の説明」は会社の基礎情報、経営理念・ビジョン・社長の思い描く夢、業務フロー、主な取引先、SWOT分析など。
「事業計画の説明」は、自社を取り巻く環境、今期の方針、主要施策、過去の実績、今後の数値計画、投資計画など。
視野に地域全体への広がりがあるか。

 ▼合わせて読む

/マーケティング4.0とは要するに何?

/「小が大を超えるマーケティングの法則」を読んでみて

/「小さな会社を強くする ブランドづくりの教科書」を読んでみて

Comments

comments

WSA代表竹内慎也の著書一覧

代表竹内慎也の書籍一覧です。

【一般書籍】
評価される人のすごい習慣

2017年11月30日発売

約2万人を育てた人材育成のプロが教える、

“評価される人"になる最強スキル!!

■PDCAよりも強力な「MAPS」
・著者が現場で実際に使っている万能ツール。
・1000社以上の企業で研修を行い、約2万人を育てた実績。
・結果を出したやり方を再現するので、誰でも同じ結果を出せる。
・“評価される人"に必要な特性、習慣が身につく。
・個人はもちろん、チームの力も上がる。

――仕事で成果を出そうとして「一生懸命やっているのに結果が出ない」。
――言われたことはしっかりとこなし「がんばっているのに、認められない」。

そんな悩みも、「MAPS」でダントツの結果を出せば解決できます!
【 著書紹介 】非エリートの思考法



2012年6月発売

2流大学出身、ニートの経験など、エリートと言われる人たちとは違う経歴を持つビジネスマンは多い。しかし、そんな非エリートたちの中には、エリートよりも早く出世していったり、商売感覚にすぐれていたり、稼げるビジネスマンになる人だっている。 どんな考えで、どんな努力で、どんな姿勢で、仕事をやっていけば一流と言われるようになるのかを説いた本。

【電子書籍】

仕事の本質


20代から30代にかけて仕事で経験することを、物語で紹介。このストーリーは、大学時代に遊び呆け、就職活動に失敗し、落ちこぼれ営業マンから、懸命な努力をし、トップ営業マンになり、その後、会社で最優秀マネジャーを獲得し 、最年少役員として名が挙がることになった、30代男性をモチーフとした物語です。
自然と営業マンとして必要なマインド、スキル、そしてマネジメントを行う上での原理原則から、今後10年間で必ず問われる、部下との接し方のポイントを学べるようにしたストーリー仕立ての書。



【その他】雑誌・ブログ等に記事多数寄稿。


執筆に関するお問合せ

コメントを残す

*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>