今さら人に聞けない労働基準法と
労働契約法の違いについて
こんにちは 、ウィルスキルアソシエイト株式会社 コンサルタントの河島です。
本日ご紹介する内容は、平成20年に施行された労働契約法と労働基準法の違いについてご紹介させて頂きます。
労働契約法って
ちなみに労働契約法ってご存知でしょうか?
今日本の労働社会では就業形態が多様化し、労働者の労働条件が個別に決定・変更される
ようになり、労働紛争が増えています
しかし、このような紛争を解決するための労働契約について
の民事的なルールをまとめた法律はありませんでした、
使用者と労働者 で話し合いしっかりしてお互いの十分な理解と協力の下に、 安心・納得して働けるように細かいルール作りしましょうと出来たのが労働契約法なんですね、
労働基準法との違いは?
では労働基準法との違いはなんでしょうか?
労働契約法と労働基準法は、下記の図のような関係にあります。労働基準法には罰則が規定されており、国が使用者を取り締まる(労働者保護する)ための法律であるのに対して、労働契約法は、使用者と労働者の関係を民事的に規律するための法律であるということです。
国
↓ 労働基準法※(罰則あり)
事業所 → 労働者
労働契約法※(民事的)
まとめ
労働契約法は、働くときには雇い主が労働者にいろんな条件をはっきりさせたうえで対等に契約しましょう、というもので、罰則はありません。
労働基準法は、人を雇って働かせる場合にはこれを守って使いなさい、
労働者を人間として扱う最低限度の「基準」です。守らない場合には罰もあります。
どちらが強いというものではなく、労基法に足りない契約を別にわかりやすくしたのが契約法と言った感じですね。
いかがでしたでしょうか?混同されやすい労働基準法と労働契約法ですが
今、日本の社会では多種多様な働き方が増えており色んな思いで働いている労働者が増えささいな事がきっかけで労働紛争に発展するケースもあります
使用者と労働者 で話し合いしっかりしてお互いの十分な理解と協力の下に、 安心・納得して働けるように細かいルールも必要かもしれないですね
今回はここまで!
次回もまたよろしくお願い致します。