書評:代表竹内

久々に「嫌われる勇気」を読んで思った事

2013年にベストセラーとなり、そこから続編の「幸せになる勇気――自己啓発の源流「アドラー」の教えII」もベストセラーとなり、2010年代の自己啓発や心理学分野では最も知れ渡ったのではないか?というのが同書ですね。

これを久々に読んだのですが、昔よく分からかった点や、普通に読み飛ばしていた点などが極めて多く、新たな気付きが多く生まれました。


嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

【竹内の評価】 ★★★★★ 5

【講評】

アドラー心理学というのは非常に独特な考え方に立脚している。

それは例えば「人は常に変わらないという決心をしている 」、「すべての悩みは対人関係の悩みである 」 「お前の顔を気にしているのはお前だけ 」 「承認欲求を否定する 」 「人生とは連続する刹那である 」といったような点に見てとれます。

この中の「承認欲求の否定」というのが、今の私には非常に刺さったポイントです。承認欲求を相手に求めすぎる人というのは、問題だと思っていたのですが、でも「相手の承認欲求を満たす行動をしていないこちらが悪い」みたいな空気感を感じていたのですが、これで考えがクリアになった。

よく考えてみれば、成功者であればあるほど、謙遜していたり、別に賞賛を求めていなかったりもする。そういう意味で、同書は「成功者」や「経営者」のような思考タイプに近いかも知れないと思った。

また、「自分の課題」と「相手の課題」を切り分けて考えるという考え方も、納得感がありました。時々読み返したい1冊です。

【同書のチェックポイント】

◆問題は世界がどうあるかではなく、あなたがどうであるか、なのです。
◆ 自分の経験によって決定されるのではなく、経験に与える意味によって自らを決定するのである
◆ 人は変われる、を前提に考えよ
◆ いまのあなたが不幸なのは自らの手で不幸であることを選んだから
◆ わたしはこの人になにを与えられるか?を考えなければならない
◆ ほめるという行為には、能力のある人が、能力のない人に下す評価という側面が含まれています
◆ 人は、自分には価値があると思えたときにだけ、勇気を持てる
◆ 誰かが始めなければならない。ほかの人が協力的でないとしても、それはあなたには関係ない。私の助言はこうだ。あなたが始めるべきだ。他の人が協力的であるかどうかなど考えることなく。
◆ 大切なのはなにが与えられているかではなく、与えられたものをどう使うかである。
◆ 自己肯定とは、できもしないのに、わたしはできる、わたしは強い、と自らに暗示をかけることです。これは優越コンプレックスにも結び付く発想であり、自らに嘘をつく生き方である
◆ 一方の自己受容とは、仮に出来ないのだとしたら、そのできない自分をありのままに受け入れ、できるようになるべく、前に進んでいくこと
◆ 変えられるものと、変えられないものを見極める
◆ 他者のことを仲間だと見なすためには、自己受容と他者信頼の両方が必要となる
◆ 他者貢献とは、わたしを捨てて誰かに尽くすことではなく、むしろ私の価値を実感するためにこそ、なされるもの
◆ 他者がわたしになにをしてくれるかではなく、わたしが他者になにをできるかを考え、実践していきたい
◆ 生き方まで変わるようになるためには、それまで生きてきた年数の半分が必要になるとさえ、いわれています
◆ 攻撃してくるその人に問題があるだけであって、決してみんなが悪いわけではない
◆ 幸福とは、貢献感のことである。
承認欲求を通じて得られた貢献感には、自由がない
◆ 計画的な人生など、それが必要か不必要かという以前に、不可能なのです。
◆ 人生とは、いまこの瞬間をくるくるとダンスするように生きる、連続する刹那
◆ 「いま、ここ」に強烈なスポットライトを当てていたら、過去も未来も見えなくなる
◆ 人生における最大の嘘、それは「いま、ここ」を生きないこと
人生の意味は、あなたが自分自身に与えるものだ
◆ 自らの不幸を「特別」であるための武器として使っているかぎり、その人は永遠に不幸を必要とする
◆ 健全な劣等感とは、他者との比較の中で生まれるのではなく、「理想の自分」との比較から生まれるもの
◆ 誤りを認めること、謝罪の言葉を述べること、権力争いから降りること、これらはいずれも「負け」ではありません


嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

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