組織活性化

中小企業の人材育成で今後 ますます重要になることとは

中小企業の人材育成で今後ますます重要になることとは

中小企業の人材育成で今後

ますます重要になることとは

 

 

 

こんにちは。ウィル・スキル・アソシエイト株式会社 前原です。

 

現在、みなさまのところでは、従業員様の人材育成はどのようにされていらっしゃいますか?

人材育成には、○○セミナー、○○講座、現場実習、ロールプレイング…など、いろんな種類があります。

中には複数組み合わせてされている方もいるのではないかと思います。

 

さらに詳しく見ていくと、企業によって、実施内容に差や特徴があることがわかります。

そこで今回は最新の統計データを参考に、2018年の中小企業を取り巻く人材育成の傾向についてご紹介したいと思います。

 

 

人材育成の種類

人材育成と一口にいっても、さまざまなものがあります。

実施内容はもちろん、組織の階層や職種によって分けて実施しているケースもあります。

大きく分けて2つ、ご紹介いたします。

 

 

・OJT(職場内研修)

業務を通じて上司や先輩から様々な指示や指導を受け、必要な知識や実践的スキルを身に付けていく職場内実習。

メリット:現場で仕事をするための実践的な能力が身につく。

デメリット:体系的に学べないため、汎用性に欠ける。現場での指導のため、内容が不十分だったり、指導担当によってばらつきがでたりする場合も。

 

 

・Off-JT(職場外研修)

集合研修や座学、グループワーク等を活用し業界知識やビジネス知識を学ぶ。
勉強会のような社内で行う場合と、外部研修のような社外で行う場合があります。
メリット:体系的に学べるため知識の整理ができる。担当によるバラツキが生じにくい。
デメリット:実務に使うには応用が必要になる。

 

 

人材育成の傾向

人材育成の実施状況には、企業の規模によって特徴があります。

いくつか統計データを元に傾向を見ていきたいと思います。

 

 

図1)企業規模別に見た、重視する教育訓練

 

 

 

上の図を見ると、全体的にOJTを重視する傾向が高いのが読み取れます。

小規模の企業ほどOJTを重視し、企業規模が大きくなるにつれてOff-JTが重視される傾向にあります。

 

図2)

企業規模別に見た、Off-JT費用における過去3年間の実績及び

今後3年間の見込み

 

 

 

上の図は、過去3年間のOff-JTの実施費用の実績と、今後3年間の見込みを、企業規模別まとめたものです。

どの規模の企業でも、過去の3年間と比べて、今後3年間はOff-JT実施費用が増加する傾向にあります。

 

 

図3)自己啓発の実施方法

 

 

近年では、従業員の能力開発のための自己啓発に対して、企業が支援を行う会社も増加傾向にあります。

上の図は、自己啓発を行った方法をまとめたものです。

これを見ると自己啓発は、テレビラジオ、ネット、専門書などの自学自習が中心という事がわかります。

社内外の勉強会、民間の講習会などは、ほぼ同率、公共の施設や教育機関の活用割合はあまり伸びていないと言えます。

 

 

 

 

最後に

企業の規模が大きくなるほど、育成が行われる人数も多くなります。

人材育成には指導を行う人材も同時に必要になりますが、現在ではこの指導担当も人手不足状態。

特に、規模が小さくなるほど、教える側の人材不足に課題を感じている企業もあります。

集合型の実施も可能なOff-JTの場合は、少ない指導担当でも可能なため、実施がしやすい面があるかもしれません。

 

人材の確保が重要視される現在、有能な人材の育成と定着化を測る事が同時に必要になってきます。

そのため、現在、OJT重視の小規模の企業でも、専門的な教育やそれぞれの社員に合った教育を行うためのOff-JTの必要性が、今後ますます高くなっていきます。

 

 

採用や育成の方針を決められる際に、実施中のOJTやOff—JTの内容、現在の傾向など、参考にされると良いかもしれません。

 

 

参考・出典)

2018年版中小企業白書 (中小企業庁)

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