人事評価・賃金

中小企業に賃金表は必要なの!?

中小企業に賃金表は必要なの!?

中小企業に賃金表は必要なの!?

皆さんこんにちは。ウィル・スキル・アソシエイトの人事コンサルタント、土居雅弘です。

今回は、中小企業における賃金表の必要性について考察してみたいと思います。

 

 

賃金表とは?

賃金表とは、その会社のモデル賃金を現したものになります。例えば、初任給はいくら、勤続10年でこれくらい、定年ではこれくらい等。全従業員を対象とした単一の賃金表以外に、職種別、雇用形態別に作成されているものもあります。

 

それでは、何を基準に賃金は上昇していくのでしょうか。それも企業によりまちまちです。純粋に年齢で決まる企業もあれば(最近では殆どありませんが…)査定により決まる企業、年齢と査定を組み合わせている企業など様々です。

 

大企業には導入されているが、中小企業には導入しにくい理由とは?

実は、賃金表は大企業ではかなりの割合で導入されていますが、中小企業での普及率は極めて低いです。いや、そもそも中小企業には賃金表はいらない、という意見も多いのです。

 

「社員全員の顔が見える中小零細企業では、社長の直感による賃金の決定が一番効果的である。なぜなら、社員一人一人の働きぶりが手に取るようにわかるからである。」

 

確かに、尤もな意見です。人事評価制度に関するテキストの多くは大企業のそれを参考にしており、中小企業の実態には合わないというのです。多くのクライアントが中小零細企業である社会保険労務士の賃金コンサルタントはこのスタンスをとっている場合が多いです。

 

確かにこの主張は正しいと言えます。しかし、やはりそのベースとなる人事評価制度や賃金表は作っておいた方が良いでしょう。何故なら、会社のスタンスが明確になるからです。この会社はこのような行動、結果を評価している。順調に頑張っていれば3年後にはこれくらいの年収、5年後にはこれ位の年収になる、という風に、その会社での将来を想像し易くなります。

 

又、今は必要なくとも、これから事業拡大や多店舗展開を想定している企業の場合、早期に人事評価制度や賃金表を根付かせる必要があります。また、人事評価制度単には賃金の査定以外にも、従業員の成長に資するという役割もあります。最も一般的なのは目標管理制度ですが、自ら目標を立て、そのために身に付けないといけないスキル、伸ばさないといけない能力を上司と共有し、目指していくということはプロセスを経ることは、会社の規模に関わらず必要です、従業員が1人でもいれば人事評価制度は必要である」と言われていますが、まさにこのことなのです。

 

 

 

 

如何でしょう?これから伸びていくベンチャー企業にとって、賃金表や評価制度はとても大事なものです。まだ導入していない事業主様、是非検討して下さい!それでは、次回またお会いしましょう。

 

 

 

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