書評:私が気になったビジネス本をご紹介

ビジネスを撤退するタイミング・決断力とは?

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おはようございます。

本日は”撤退の本質”という本を読みましたので皆さんに共有したいと思います。

「撤退」はもちろんできるならしたくないものですよね。

しかし、ビジネスにおいて撤退のタイミングは致命的なミスに繋がりかねません。

撤退するタイミング・決断する力はどのような点が重要であるか意識しながら読んで頂きたいです。

では、どうぞお楽しみ下さい。

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撤退の本質
森田 松太郎  (著), 杉之尾 宣生 (著)
http://goo.gl/WxHVdY

 


私の5段階評価 ★★★★☆ 4

同書は、「失敗の本質」「戦略の本質」などの共同執筆者が書かれている、軍事と企業面から見た、「いかに撤退したか」「いかに決断がなされたのか」という面を書いている書です。

同書には、事例を中心に紹介されていますが、リーダーの判断力や決断力、実行力について、失敗と成功の差がよくわかります。

いかに時流を読むのか、という事と、いかに正確な情報をオープンに把握できているか、過去の成功体験を捨てれるのか、プライドを捨てられるか、という点が決断においては重要であると感じます。

決断力を高めたい、決断の仕方を知りたい、という方にはおすすめです。


<心にも、頭にも残しておきたいフレーズ>

ダイエーにとっての誤算は不動産の価額は下落しないという思い込みに支配されていたことです
時代は所有より利用に変化していましたから、その時流の変化を読み取れなかった経営の失敗

先を見通した拡大方針による合理的な投資は会社を成長させますが
単なる進め進めの拡大は国家理念のないまま戦争に突入した大東亜戦争と同じ間違い

大東亜戦争とダイエーから得られる教訓はまず客観的な事実を正しく把握し、その事実を隠すことなく透明性を保つこと

松下幸之助の始めた連邦制は時代とともに会社ごとの投資と製品に重複が見られ松下グループ全体として効率が低下ししてきました

■中村社長の、創業者の経営理念以外には聖域を設けず、
破壊と創造を徹底的に進めるという理念が松下電器の経営を根底から変革する

■会社の経営者にとって重要なことは今、現場で起きていることは何か、
何が問題点なのかを早く掴み、即座に対策を講じることです。
ファクトファインディングとも言いますが、会社の実情を早く掴みすぐ対策をうつ

■それまでの経緯とか感情に左右されず、与えられている環境と条件を冷静に見て合理的な判断を行い、
その場面で最善と考えられる方針を決断し、迅速に実行に移し苦境からの脱出

■日本陸軍とIHIを比較すると、日本陸軍は歴史の経験を生かすことができず、
一方のIHIは産業の状況の変化を前取りして、会社の発展性を維持してきました

■新しい技術の開発はその後の世界を革命的に変革します。

■ノキアの場合はオリラ氏が社長に就任後、会社の主たる事業を移動電話機に特化しました。
つまり業種の転換を一気に進めました

■ブラザーの成功は先を見る目の確かさと、決断力によるところが大きいと思います

キスカの場合もブラザーの場合も現在置かれている立場と将来への展望、
洞察力が科学的かつ合理的に裏打ちされ、冷静に判断しているところが、
置かれている立場を好転させ事業の撤収を成功させ、次の展開に繋げているキー

■乃木将軍の場合も、ニチロの場合も転換がキーワードで、
乃木将軍の場合は従来の方針の転換が二○三高地の占領につながり、
ニチロの場合は漁場の喪失による不利を跳ね返し、
海から陸に上がり食品会社へ転換し経営を安定させています

■日本陸軍の欠陥は都合の悪いことを隠蔽し、武器と作戦が変化していた時代の流れに乗れなかったことが問題点で、
カネボウの場合も時代は繊維産業が衰退していたので多角化に乗り出しましたが、化粧品を除いて成功せず、
また、明治以来の名門会社であったというプライドが災いして、素直に現実を直視せず


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撤退の本質
森田 松太郎  (著), 杉之尾 宣生 (著)
http://goo.gl/WxHVdY


さいごに

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