キャリアコンサルティング

意外と知られていないキャリアカウンセリングをマネジメントに応用する方法

キャリアカウンセリング

こんにちは。みなさん、初めまして。

今回から初めてブログを執筆させて頂きます、ウィル・スキル・アソシエイト株式会社のコンサルタント、森田岳史と申します。

私が学んだ、キャリアに関する内容のことで、とりわけ、マネジメント等で役に立つ情報を発信して行きたいと思います。

 

■キャリアカウンセリングとは?

キャリアカウンセリングまず、キャリアカウンセリングとは、ですが

職業選択だけではなく、進学も含めた、さらに人が職業生活を送っていくうえで関連するあらゆる問題

を対象とするカウンセリングのことを指します。

様々なカウンセリングアプローチがあるのですが、今回はその中の「構造的アプローチ」を紹介します。皆さんのマネジメントの、お役に立てば、と思います。

 

■キャリアカウンセリング・構造的アプローチとは?

ポイント

構造的アプローチは歴史的に最も古く、おもに、職業選択を基盤に発達してきました。

人がある職業を選択するには、さまざまな要因が影響していると考えられます

たとえば、その人の志向、価値観、性格、養育環境や、経済的環境などです。このようなさまざまな要因とキャリアとの関係を考えるのが、構造的アプローチです。

 

■人を6つの構造に分けた理論「パーソナリティタイプ」

パーソナリティタイプ

さて、その中でも、6つのパーソナリティタイプというものを紹介したいと思います。

みなさん、組織をマネジメントする際に、従業員の方をタイプ別に捉えたりすることがあるかと思われますが、それが、まさにこのパーソナリティタイプとなります。

これは、ホランドという博士の理論です。

ホランドの理論の趣旨は「個人は、自分のパーソナリティと一致するような社会環境で仕事をすることにより、より安定した職業選択をすることができ、より高い職業的満足を得ることができる」というものです。

 

ホランドの基本的な理念

①職業の選択は、パーソナリティの表現の一つである

②職業興味検査は、パーソナリティ検査である

③職業的なステレオ・タイプは、心理学的・社会学的に確かで重要な意味をもつ

④同じ職業についている人々は、似たパーソナリティ特性と同様の発達史を共有している

⑤同一の職業群に属する人々は、似たようなパーソナリティをもつもので、さまざまな状況や問題に対して同じような反応をしたり、特徴的な対人関係をつくる傾向がある

⑥職業的な満足、安定性、業績は、個人のパーソナリティとその人の働く環境との一致度によっている

 

つまり、個人は、自分のパーソナリティと一致するような社会的環境で仕事をすることにより、より安定した職業選択をすることができ、より高い職業満足を得ることができる、と言えます。

さらに、ホランドは理論を構築するうえで、4つの仮説をおきました。

 

ホランドの仮説

①我々の文化圏において、大多数の人は「現実的(Realistic)、研究的(Investigative)、芸術的(Artistic)、社会的(Social)、企業的(Enterprising)、慣習的(Conventional)」の6つのパーソナリティ・タイプに分類される

②環境タイプも6つのタイプ「現実的、研究的、芸術的、社会的、企業的、慣習的」に分類される

③人々は、自分のもっている技能や能力が生かされ、価値観を態度で表現でき、自分の納得できる役割や課題を引き受けさせてくれるような環境を求める

④人の行動はパーソナリティと環境との相互作用によって決定される

 

そして、その6つのパーソナリティー・タイプの特徴ですが、以下の通りです。

 

6つのパーソナリティ・タイプ

1現実的(Realistic)

物、道具、機械などを対象として、明確で、秩序的かつ組織的な操作を伴う活動を好む。実際に自分の手先を使うことが得意。逆に、教育的、治療活動を好まない

2研究的(Investigative)

物理的、生物的、文化的現象の理解やコントロールを目的とした、それらの観察、言語的記述、体系的、創造的な研究を伴う活動を好む。逆に、説得的、社会活動、あるいは反復を伴う活動を好まない。独立志向が高く、物事を分析し、自分の意見を明確にもっているタイプである

3芸術的(Artistic)

芸術的な形態や作品の創造を目的とした、物、言語、人間性に関連する活動を好み、逆に、具体的、体系的、秩序的活動を敬遠する。繊細で感受性が強く、規則や習慣は重視せず、内向的で衝動的な傾向がある。このタイプの人は作文、音楽、美術関係の能力をもち、独創性や創造力に恵まれる。反面、商業的な能力の発達を阻害する

4社会的(Social)

情報伝達、訓練、教育、治療、啓蒙を目的とした他者との対人接触を伴う活動を好むようになり、逆に、物、道具、機械を用いた具体的、秩序的、体系的活動を好まない。人間関係能力(対人関係、教育的能力)をもたらす反面、手指運動の能力あるいは技術的な発達がとどこおる。社会的活動に熱心で、比較的高いコミュニケーションスキルがある。きょいく的な活動を好むタイプである

5企業的(Enterprising)

組織目標の達成や経済的利益を目的とした、他社との交渉を伴う活動を好むようになり、逆に、観察、言語記述、あるいは体系的な活動を好まない。リーダーシップ能力を発揮し、指導力、対人処理能力、説得力をもたらす反面、科学的能力の発達がとどこおる

6慣習的(Conventinal)

組織や経済的目標の達成を目的としたデータの具体的、秩序的、体系的操作(たとえば、前もって定まった計画に従ってのデータ記録、材料のファイリングや複製、文章やデータの整理、情報処理機械の操作等)を伴う活動を好む。逆に、あいまいで、基準がなく、探索的で非体系的な活動を好まない。書記的能力、計算力、商才をもたらす反面、芸術的能力の発達がとどこおる

だいたい、人は、上記6つのタイプに分類される、という理論ですが、この理論の使い方としては、前述の通り、環境の特徴はその成員の典型的な特徴でもあるということなので、このパーソナリティ・タイプと共通した構造を環境に持たせることで、その成員は環境に適合しやすくなります

さらに、似たタイプの人が集まると、醸し出される雰囲気も予測することができる、ということが言えます。

 

全ての人が6つのパーソナリティ・タイプに分かれるのか

6つのパーソナリティ・タイプ

ホランドはこうも言ってます。

世の中には6種類の人間しかいないという仮定は常識では受け入れがたい

実際はパーソナリティの複雑さを考慮して3つのタイプの組み合わせで表すことによって、この問題を解消しようとしています。

 

どうでしょう、みなさんは、どのタイプに属されてますか?

そして、あなたの同僚は?あなたの部下は?上司は?

ちなみに、私は「芸術的、社会的、企業的」です。

前述したように、1つのタイプに限定せず、3つのコードを組み合わせでパーソナリティをとらえるなどの工夫が必要です

 

今回は、このあたりで終了です。

お付き合いいただき、ありがとうございます。

次回も、マネジメントに有益な情報を発信して行きます。

 

*出典元:GCDF-Japan キャリアカウンセラートレーニングプログラム テキストブック

Comments

comments

営業チームを活性化させ業績を上げ続ける12日間メール講座

12日間毎日常勝チームが持っている、組織作りのエッセンスを無料で公開しています。


もしあなたが、下記のような事をお考えであれば、お読み頂いて実践出来る内容を多数ご紹介出来ると思います。

  • 社員に発破をかけても成果が出てこない

  • マネジメントに限界を感じている

  • 自社の管理職が育っていない

  • 次の後継者や次の管理職(課長、マネジャーなど)が育っていない

  • マネジメントがうまくいっていない

  • 働く人材が以前と大幅に変わっており接し方がわからない

  • 継続的に成果をあげる組織を作りたい


また、今の組織の状態を把握しておきたい、実践レベルを確認したい方にとっても役立つ内容を無料で提供しています。WSAが実際に営業チーム、営業組織をコンサルティングする際に行っているメソッドや、事例をご紹介しています。

<配信内容>

  1. 第1回 売れない営業チームの習慣とは?

  2. 第2回 売れる営業チームはどんな状態か?

  3. 第3回 営業のミーティングはどうなっていますか?

  4. 第4回 営業組織が疲弊している状態とは?

  5. 第5回 マネジメントとリーダーシップの考え方

  6. 第6回 なぜ部下が主役になればいいのか?

  7. 第7回 営業を主役にする会社、しない会社?

  8. 第8回 コンサルティング先で起こった実際の出来事

  9. 第9回 コンサルティング先でうまくいかなかった事例

  10. 第10回 売れる営業組織になっていくためには、具体的に何をやっていけばいいのか?

  11. 第11回 チームマネジメントを伝承する


お申し込みは下記ボタンから ※受講は無料です。

無料で講座を受講する

コメント

コメントを残す

*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>