組織活性化

ちょっとした工夫でこんなに 変わる!? 求人票の書き方

ちょっとした工夫でこんなに 変わる!? 求人票の書き方

ちょっとした工夫でこんなに

変わる!? 求人票の書き方

 

 

 

みなさんこんにちは!ウィル・スキル・アソシエイトの人事コンサルタント、土居雅弘です。今日は求人票を書く際に気を付ける視点についてご紹介したいと思います。ポイントはズバリ!、経営者と従業員の視点の違いです。

 

相容れない、経営者と従業員の視点

このブログを読んでいらっしゃる経営者の皆様は、もし自身が求職者ならどのような求人票が魅力的に映るでしょうか?社歴や年齢、立場に関わりなくポストも収入も実績次第、チャンスもどんどん与えられる、という会社に入社したいと思われるのでは?

 

そうですよね。今は経営者としての立場にある方々も、若い頃に会社員を経験されたことがあるかと思います。その中で「もっと自分の実力を発揮したい」、「思い描いているアイデアを形にしたい」という志から起業されたのではないかと思います。恐らく、出される求人票の内容にも、その価値観が反映されているのではないでしょうか?

 

例えば、給与の幅を大きく設定したり、ベンチャー企業ならではの経営者との距離の近さをアピールしてみたり…

 

確かに、成長意欲や向上心に溢れ将来起業したいと考えている人などには魅力的に映るかもしれません。しかし大多数の求職者は、安定した会社でじっくりと腰を据えて働きたいと考えています。

 

 

ハーズバーグの動機づけ・衛生理論

皆さんは「ハーズバーグの動機づけ・衛生理論」をご存知でしょうか?アメリカの臨床心理学者であるフレデリック・ハーズバーグが提唱した理論です。動機づけ要因とは仕事そのものや昇進、達成感であり、衛生要因は賃金、労働時間、休日、作業条件、人間関係などになります。動機づけ要因が満たされると、従業員の満足度は大きく向上します。しかし、衛生要因に関しては満たされないと不満足を引き起こします。一方、満たされたからといっても満足感につながるわけでもありません。

 

これは人的資源管理論で用いられる理論ですが、採用に当てはめて考えてみるのも有効です。多くの経営者の方は「動機づけ要因」を重視した求人票を書いているのではないでしょうか?求人票では、仕事のやりがいや成長、正当な評価や報酬などを強調していると思います。ここに加えて「衛生要因」にも配慮した文言を記載すれば、より多くの求職者を集めることができるようになります。例えば、

「育児中の従業員が働き易くなるよう、フレックスタイム制やテレワークを導入しています」

「家庭生活と仕事との両立を実現しやすくなるよう、残業を減らす取組を行っています」

 

などです。勿論、中小企業にとって、大企業と同じ制度を導入したり福利厚生を大幅に向上させることは不可能でしょう。しかし、可能な範囲でも労働法規を順守し、従業員のライフワークバランスの向上に取り組んでいることを示すだけでも効果的です。

 

適切な労務管理を

尤も、求人票に載せているだけではなく実際に上記の取組みを行っていなければどうしようもありません。近年、未払い残業代の請求やパワハラ訴訟など、労使関係に起因するトラブルが多発しているのは周知の事実です。求人募集に関するものも例外ではなく。実際の労働条件と違う内容の求人票を出す、所謂「求人詐欺」についても行政は厳しくチェックするようになりました。

 

一方、働き手も、中小企業の労働環境が大企業に比べて劣っていることをある程度は認識しています。ブラック企業ではなく、しっかりと当たり前の労務管理を行っているという事実が大きなアピール材料になってくるはずです。実際、出勤簿や賃金台帳も整備できていない中小企業は多数にのぼります。これを機に、取り組み易いところから社内の労務管理の充実を図ってみては如何でしょう?

 

近年、「次世代育成支援対策推進法」や「女性活躍推進法」などでワークライフバランスや女性の活躍について、それを支援する仕組をつくり実践している企業に対して認定を付与する制度もできています。それを後押しする各種助成金も出されているので、活用を検討するのも良いかと思います。

 

 

 

おわりに

如何でしょう?ちょっとした書き方の工夫で求人票の質は大きく違ってきます。同時に、社内体制もしっかりと整備していけばバッチリですね。それでは皆さん、また次回、お会いしましょう!

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