書評:代表竹内

あの会社はこうして潰れた

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昨今,倒産件数は減少しているというデータがあります。
ただその数字で一喜一憂している場合ではありません。
来年度の税収がバブル期並みになるというような事も言われており
一見好景気に沸いているようにも見えるものの
こういった時に,なぜ会社は倒産するのか?という倒産事例を学び
会社を存続させていく知恵をみにつけていく事が求められています。

竹内的5段階評価 ★★★★★ 5

同書では「ジュエリーマキ」の三貴やジーンズのエドウイン、防虫剤・消臭剤の白元をはじめ
身近な事業体の倒産事情を多数紹介しています。
いくつか倒産のパターンはありうるが私が思ったのは
「外部環境への適応を時代に応じて行えないこと」
「利益が出たからといって無関連な事にお金を投下する事」
「悪い情報を言ってくれる人を遠ざける」
「経営計画を立ててからのコンティンジェンシープラン等の策定をしていないこと」
により倒産につながっていると思われます。
自社経営でもこれは肝に銘じておきたいと思います。

【同書のチェックポイント】

◆会社は長く続いても、経営、商品は絶えず変化させないと生き残れない

◆結局は中小といえどもこれだけは負けないという得意分野や人材を引きつける技術力を持つことが生き残るカギとなる

◆為替変動の行方は金融のプロでも正確に見通すことはできない。

◆のれんのはたす役割の1つに保証がある。

◆急成長の陰には思わぬ落とし穴がある。

◆再生途中の企業なら何かを捨てないといけない

◆老舗といわれる「100年企業」に多く継承される「社是・社訓」には「浮利を追わず」といった財テクに継承を鳴らす内容が数多く見られる。

◆業歴100年企業には3つの特徴があることが分かっている。1つ目が事業承継の重要性。2つ目が取引先との友好な関係。3つ目が番頭の存在だ。

◆デフレの優等生とみられた業種も一歩間違えば事業が行き詰まる。それだけに経営の目利きがこれまで以上に求められる

◆最初に確認したいのは会社の商業・法人登記だ

◆本業と明らかに異なる事業を開始した場合も注意したい

◆疑念が湧いたら閉鎖登記も併せて閲覧する

◆登記の確認に加えて励行したい基本動作は相手の会社への直接訪問だ

◆悪い情報をあげさせ吟味する、苦言を呈し体を張って止める者に耳を貸す。

◆医療機関の倒産では「放漫経営」や「経営計画の失敗」と言った内的な背景に起因する倒産が3割以上

 ▼合わせて読む

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【その他】雑誌・ブログ等に記事多数寄稿。


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