書評:私が気になったビジネス本をご紹介

【書評】経営は会計力と論理的思考力だと思わされる書籍。

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 会計を単なる簿記だと思っている社長や経営層がたまにおられますが全く違います。
 PL・BS位はきっちり理解をしておかないと会社組織としてやっていく場合には
かなり厳しくなると思います。
 そういった会社になっていくために必要な事はやはり会計です。

竹内的5段階評価 ★★★★☆ 4

  経営者なら月次決算は行っていると思いますが税理士に丸投げで何も分からないという方や
決算書アレルギーな人も多くいらっしゃるかと思います。
 これでは経営が経ちいかなくなりますので必ずどこかで少しは学ぶ必要がありますが
同書では少し会計が分かっている方を対象にまず基本としてBSとPLの読み方を書かれています。
 BSPLが読めなければキャッシュフロー計算書は当然意味がわからないわけで
財務会計が苦手な方にはお勧めの1冊です。

【同書のチェックポイント】

■会計がわからなければ真の経営者になれない

■PLは本業か本業でないか、と経常的か特別かという2つの軸によってマトリクス構造に分解でにる。

■特に製造業では売上高営業利益率10%を優良企業のベンチマークとして用いる

■BSを読み解く3つの基本法則

  1.  大局観を持つ BSは固まりで読む
  2.  優先順位をつける BSは大きな数値から読む
  3.  仮説思考を貫く BSは仮説を立ててから読む

■BSの右側で最初に確認したいのは、資本金ではなく、利益剰余金。

■仮説構築の際の13の主要なポイントは以下のとおり。全ての問いかけについて「WHY」「SO what」を考えること。

  1. 売上・利益は成長しているか?
  2. 粗利は高いか?
  3. 販管費は高いか?
  4. 利益率は良好か?
  5. 現金は多いか?
  6. 売掛の回収は早いか?
  7. 在庫の量は多いか?
  8. 設備の規模は大きいか?
  9. 株式や債券の保有は多いか?
  10. 買掛の支払いは早いか?
  11. 借金は多いか?
  12. 資本金は多いか?
  13. 利益剰余金は多いか?

■時代が変われば顧客の嗜好も変わる。顧客が変われば企業が勝つための条件も変わって行く。必然的に企業が勝つための仕組みを変えていかなければならない

■他の条件が一定であれば売値の下落によって売上高総利益率は減少する。また激しい競争の中で一層のプロモーションコストなど営業コストをかければ売上高販管費率は上昇する

■調達コストの上昇によって業界の製造コストは上昇し売上高総利益率は下落する

■機能の売り手の脅威が高まると販管費は上昇し売上高販管費率が高まる

■企業に問われているのはいかに最終的な利益(ここでは営業利益)を確保するかであって、利益率が競合並みに高いかどうかではない

■自社開発製品比率の高い企業は販管費(研究開発費)がかさむ代わりに高い売値による販売から高粗利益率を実現できる。自社開発製品比率の低い企業は販管費を抑える代わりに売値の低さから粗利益率が低くなる

■リーダーにとって「見える化」ができるかどうかはら非常に重要な能力だ

 

▼合わせて読む

・書評:社長のための「中小企業の決算書」読み方・活かし方・

・書評:決算書がスラスラわかる 財務3表一体理解法・

・書評:決算書はここだけ読め!キャッシュ・フロー計算書編・

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【その他】雑誌・ブログ等に記事多数寄稿。


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