組織活性化

「生産性」と「効率性」は何が違うのか?

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今、働き方改革と言う流れの中で、この数年で一気に着目されるキーワードになったものがあります。

それは、「生産性」や「効率性」といったキーワードです。

がしかし、この2つをほぼ同じとして理解をしている方が圧倒的に多く、

世の中でも「要は時短の事でしょ?

といった程度の理解しかされていないケースが多くみられます。

で多くの方は、「時短なんて簡単に出来ない」と思い、

結局そこから目を遠ざける事も多いと思うのですが、大丈夫です。

 

1つ言っておきますと、

「生産性」と「効率性」は全く違う事を指しています。

そして、「違いを理解することが第一の出発点」でもあります。

では具体的に何がどう違うのか?をご紹介していきます。

 

「生産性」とは?

ここでいう生産性とは何でしょうか?

よく使われるのが、「労働生産性」「設備生産性」などといった、「生産性」についてです。

また、生産性の定義式 なども様々あります。(詳しくはこちらに書いています

 

結論を言いますと、

生産性とは、

「1人当たりの本業の利益や人件費、設備投資額を高めること」

を指します。

これが定義です。

 

なので、

同じ人数で、利益そのものを増やしたり、

人件費を高めたり、設備投資を積極的に実施してもよい位の余裕のある収益状況を生み出していくこと、

を求められるのが生産性向上の本質なのです。

 

または

人を増やし、さらに利益を高めつつ、1人当たり人件費や、設備投資額も高めていくこと

も生産性向上であります。

 

一言で生産性向上とは?

一言でいえば、「稼ぎを増やしましょう」というのが「生産性向上」です。

では逆に効率性とは何を指しているのでしょうか?

 

「効率性」とは?

ここで言う効率性とは、結論これです。

同じ事を早く出来たり反復できる仕組みにすること

 

なので、標準化や業務改善を図っていくことが効率性の追求です。

 

これって本当に難しく、多くの中小企業では後回し、後回しになってしまってることなのですね。

なぜかというと、「本業が忙しいから」です。なので着手したくても、中々出来ないのです。

 

なので、とりあえず「時短」などと言いますが、

これは生産性を意味するのではなく、効率性を意味しているのですが、

実現しようとすると難易度が高いです。

 

「とりあえず時短」は弊害が多すぎる

なぜかというと、効率性を高めるため、とりあえず時短だけ行ったとしましょう。

その「とりあえず時短」が生み出してしまうことで、確実に言える事は、

「お客様サービスが劣化する」

「時間を優先するあまり無責任になった」

「時間を優先するあまり目標達成にこだわらなくなった」

といった弊害が生まれます。

 

これは本質的な話ではないですよね。

お客様にとっても、企業で働く人にとっても、会社にとっても、

ひいては日本全体に対しても、いいことではないのです。

 

メリットは締切効果

もちろん、「締切(デッドライン)効果」が生まれ、業務スピードが高まるというメリットも少しはあるでしょうが、

その中でも「正しい業務」を行えているかどうか?も鍵となります。

 

という事は、この「効率性」と「生産性」は「にわとりと卵」の関係性にもなっている、と言えます。

 

ですので、こういった取組は実は自社だけで行うのが

非常に、非常に難しくもあるのです。

 

改革するには専門家に相談を

こういった事を取り組む際はぜひ専門家に相談をして下さいね。

間違うと、「生産性」も「効率性」も高まらない、といったことにつながってしまいます。

そうならないようにしっかりと実施をしていく体制づくりが重要です。

 

合わせて読む

・「生産性」と「効率性」を高める業務改善効率化研修

・生産性向上の本質とは一体何か?

・今後の日本を救うのは、生産性向上?!~日本国の動きとは~

・生産性を高めるちょっとした3つのコツ

・生産性向上のためのフレームワーク特集

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